2009年6月16日火曜日

ソプラノ笛

小学生の頃、誰もが出会うであろうソプラノのたて笛。・・たぶん・・・
その笛が大好きで、いつも放さず、まるで笛吹き童子のように持ち歩いてた。
育った所は、山奥のど田舎で辺りは山ばかり。
そんな山道を何時も笛をふきながら歩いていた。
  とにかく好きだった。
いろんな曲を自分なりに音を探しながら吹いていた。
そんなつもりはなかったが、学校ではなぜか先生に評価され
全校生徒のまえで(・・とはいっても60人程度ですが・・)お手本にされたこともある。(・・何の・・?)
思い出した・・
それが中学に入ってアルト笛に変わった。(教材として)
・・それが、あまり楽しくなかったのか笛から遠ざかっていった。
それからは、ギターとかドラムとか歌とか(かっこいいもんね・・)がメインになっていった。
ちょっとイキがってた。
まあ歌は、ほんとに小さい頃から大好きでいいんだけど、
あとは、やっぱりカッコつけたかったのかも・・・・思春期・・だもんね・・・
・・・しかしあのソプラノ笛の少年は今どうしてるだろう・・?
ソプラノ笛をふきながら緑の山の中を歩いていた、あの少年・・(俺だけど・・)
歌の唄えぬ歌唄いは、その少年に教わりたいことがたくさんある。
いま俺の前であの笛を聞かせてほしい。
   なにか思い出させてほしい。
最近、何か忘れてるようなきがして仕方ない。
  ふと、大事なものを思い出す、大切なことを思い出す。
そんな歌が唄えたらと思っている、歌の唄えぬ歌唄いです。
   人は忘れなきゃやってられないこともある。
   忘れちゃならないものを忘れるときもある

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